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| 神戸の町灯り |
レポート:中谷行義 |
実を言うと、神戸の夜の町を歩いていて町の灯りに感動した事など殆ど無いと言うのが正直なところだ。
昨年12月、久しぶりに夜景ウォッチングに参加した際も、定番スポット以外残念ながら非常に薄い印象しか残っていない。
これは、私自身の感性が鈍いのか、町の灯りが本当につまらないのかどちらかなのだが、あまり自分の感性が鈍いとは思いたく無いし、それを認めてしまうと仕事にも良からぬ影響を及ぼすので、とりあえず町の灯りがつまらない事にしておこう。
では、何故つまらないのか。それは、町全体として夜の照明の魅力的なプランニングがなされていないからだろう。部分的には魅力的なスポットが少数散在していても、それらの有機的な連結が全く考慮されていないのであるから、当然面としての魅力には欠ける。
魅力的な灯りの町並みを造るには、商店会等を含めた公の力や、市民の意識向上が欠かせない。しかし、現実にはそんな事あまり関心がないところが殆どなのだろう。
ある意味、今の町灯りは、家の中まで昼の様に煌々と照らしたがる人々にとっては相応しいものなのかもしれない。
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