光にともなう魅力の創造と増進,および普及を目指します。
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まちあかり・まちあるき レポート:山本亮子
 あるく、のが好きだ。
まちをあるくということは、何かを《確認》することと《発見》することの集合体だと思う。逆にいうと、何かを《確認》したり、《発見》したりすることができるようなまちというのは、あるいてみたいまちであると言える。
《確認》というのは、写真で見たことがあるような有名な風景を、実際に見ることをさす。パリなら坂の上のサクレクール寺院にたどりついたり、フィレンツェならポンテ・ベッキオ(ベッキオ橋)にさしかかったり。そして「あぁ、本当にパリに来たんだ」とか「これが映画で観た風景やなぁ」と感じ、そのスケールや距離感や素材感や水の流れを《確認》することによって自分の経験にしていく。つまり人は、「期待どおり」の風景を実体験したいという願望を持ってまちをあるく。
ひるがえって、《発見》のはなし。金沢の丸い窓の家が並ぶ通りやワルシャワで見つけた合気道のポスター。注意していないと気づかないけれども、なんとなく「何かありそうだ」という雰囲気を漂わせているまちなみは、たいがい「アタリ」がある。「アタリ」は人それぞれ。みんなが丸い窓や合気道の文字を《発見》するというわけではない。
では神戸では?「神戸らしい」ところって?海があって、山があって…北野の異人館や旧居留地、観覧車のあるモザイクに人気がありそう、という想像ができる。夜ならやはりメリケンパーク。ポートタワー・海洋博物館・オークラが揃った景色というのは、みんなが《確認》したい光の風景だと思う。
《発見》というと、旧居留地の百貨店やショップは、どれもセンス良くライトアップされていて、Diorの外壁の丸いのはどうなっているの?(そして隣の謎のラーメン屋はDiorとはどんな関係が?)という楽しみ方もできる。そしてVEGAビルの向こうに沈む10月の夕日に出会えたのも、まちをあるいていたからこそのことだった。
夜の神戸をたくさんの人にあるいてもらうためには、有名な夜景をもっと有名にすること。そして「なにかありそう」なストリートを用意すること。このふたつが大切で、これらがうまくつながれば、まちあかり・まちあるきはもっと楽しいものになるにちがいない。










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