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住宅地の夜景ウォッチ ・・・神戸 六甲界隈・・・ レポート:高橋正子
住宅地としてのネームバリューを持つ神戸のまちですが、自分が暮らすまちとして日頃からの興味のおもむくままに歩き、レポートぽくまとめてみました。
個人的に好きなのは、旧市街地での自然発生的な住宅地の、昭和ぽい味わいのある家並みです。新旧雑多な住宅が混在し、道路は傾斜があり不規則なカーブを描く、人工的に作り出すことは難しいところに魅力を感じています。時代を感じさせる神社や商店街などは目に面白く心身も癒されます。
日中(空が明るい時間)街歩きをして目に映るもの・・・建物、道路、歩道、側溝、電柱、外灯、家の塀庭の緑、歩きながら見える遠くの景色・・・住宅地を構成するこれらの要素は、晩になるとほとんど目に見えなくなります。照明に照らされたディテールの一部が、その建物の“夜の顔”となりますが、家によっては庭も窓も真っ暗のところもあって、住宅地の夜は基本的にとても暗いものです。都心の繁華街や駅などの公共施設を頻繁に利用する者にとっては、高い照度がほぼ一日中確保されていることに慣れてしまい、余計に暗いものに感じられるのかもしれません。
不自然に明るい都心とは違った、住宅地らしい夜間景観とは・・・?
昼と夜の景色を比較することで、まずは一歩踏み込んだ捉え方ができるのでは、と考えて、とにかく数多くの景色を集めるよう取材をしました。ここでは特に気になる事例を抜粋しています。
 
神戸での住宅地の広がりは、旧市街地は六甲山と海岸線に挟まれたエリア、大規模に開発されたニュータウンは内陸部のエリアと、大まかに二分することができます。今回の取材先は、ニュータウンは神戸市西区西神ニュータウン、それ以外は三ノ宮以東(灘〜東灘区)の六甲、岡本といった阪急電鉄沿線の界隈です。


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